今日の学習では、とても素晴らしいと感じる場面がありました。
学習の内容はSSTで「人に言ってはいけない言葉」「傷つく言葉」のテーマ。
友達や大人、年上の方に対してどういう言葉や態度が望ましいか?とグループに分かれて意見を出してくれました。
「敬語でお話しするといい」「友達のように何でも話していいわけじゃない」など、様々な意見が出され、
最後に「みんなは人を傷つけたことある?」と問いかけると「あるよ」と全員が答えてくれました。
「お友達にバカって言っちゃった」
「イライラしていて叩いちゃった」
自分の体験を皆の前で発表してくれました。
その中である女の子が「自分がした失敗じゃないんだけど…実は私は学校に行けないんだ。その時に、みんなに学校に行けって言われるのがすごく悲しい。」
と話してくれました。
それに続いて別の男の子が「僕は死ねとかバカって言われた。筆箱や上履きも隠されたり、叩かれたりしたよ」と話し始め、
その二人を発端に、みんなが悲しかったこと傷ついたこと…沢山の出来事を伝えてくれました。
子ども同士だけではなく、大人との関係についての事柄もありました。
みんなから出された言葉には、改めて我々大人が行動を振り返り、子ども達の色々な心や感情に寄り添う必要を感じました。
こうやって人に言えないこともプラスに来て伝えられる、人に聞いてもらえるんだという体験や気持ちを共有しあえることはとても貴重だと思います。
今日は、勇気をもって発言してくれたお友達全員に大きな拍手です☆