今日は学習の時間、
子どもたちとスタッフとで班を作り、
「無人島SOS」のゲームをしました。
「無人島SOS」はSSTの教材で
「意見を言う」「理由を言う」「大事な意見を優先する」
という3つのねらいを対象としたSSTです。
「吉田第2教室は、海です。
みんなは今、海の上にいて、座っているところは船です。
大変!船が故障して、あと10分で沈んでしまう!
あ!目の前に無人島が!
無人島に逃げよう!
船の中から、5つだけアイテムを持っていけるよ。
無事に生き延びるためには、みんななら、何を持っていく?」
一気にわくわくし始める子どもたち(*^_^*)
子どもたちには2グループにわかれてもらい、
まずは、「自分だったらどうするか」を
個人ワークで考えてもらいました。
無人島で生き延びることを考える子どももいれば
無人島から逃げ出すことを考える子どもも・・・。
個性が出て面白いです♪
「ナイフじゃ木は切れないから、斧かなあ・・・」
何かを作るつもりかな?
個人ワークが終わったら、今度は班で、1つの意見にまとめます。
自分とは違う意見をまとめること、
なぜ必要だと思うのか、説明し納得させる力を育みます。
「逃げるの?生き延びて助けを待つの?」
まずはそこの意見をすり合わせ。
みんな、理由の意味づけまでとても上手に説明できていて
「確かにそっちの方が使えるね!」
「でもこれはこういう場面で使えるよ!」と
有意義な話し合いが繰り広げられていました(*^_^*)
「戦闘も始まるかもしれないよ」なんて意見も(笑)
子どもの想像力はとても豊かで楽しいですね♪
高学年・中学生を中心に、意見をまとめるところまで持っていくことができました。
多かった意見は、
「ナイフ」や「毛布」「なべ」「マッチ」。
どうやらみんなが選んだ手段は
「逃げる」ではなく「生き残る」だったようです(*^_^*)
最後まで白熱した議論をしていて、職員も熱くなりました(笑)
楽しいSSTの時間となりました♪
吉田第2教室/学習/SST/ソーシャルスキル